「保育士として働くとき、どんな服装をしたらよいか分からない」とお悩みではないですか? 保育士の仕事着は、基本的に自由になっています。仕事着を選ぶ時には、保育士の仕事の内容上、機能性や安全性、デザインなどに気を配る必要があります。でも、できればオシャレをして、かわいらしい服装を楽しみたいものですよね。今回は、保育士の服装選びにおいて気をつけるべきポイントや、適した服装についてご紹介していきます。参考にしてくださいね!
仕事着を選ぶときは、以下の3つのポイントを抑えるとよいでしょう。
1. 動きやすいかどうか
保育士は園庭で子どもと一緒に遊んだり、子どもの目線に合わせてしゃがんだり、重たいものを運んだりなどたくさん身体を動かします。ですので、動きやすい生地の上着やズボンなどを選びましょう。例えば、上はポロシャツやTシャツ、下はジャージやストレッチ素材が効いたパンツなどがオススメです。最近では、ジャージだけではなく、チノパンやストレッチデニムなどが保育士に好まれており、保護者にも評判がいいです。スカートは、動きの多い保育士に適していないため、選ばないようにしましょう。
2. 汚れても大丈夫か
子どもを抱き上げた時に、涙やよだれで上着が汚れることがあります。また、外で遊ぶと土などでズボンが汚れます。ですから、オシャレ着洗いなどが必要な生地のものは適していません。洗濯機で何度洗っても縮まないものや、色落ちがしないものを選ぶとよいでしょう。
3. 子供傷つけるものがないか
保育士は子どもと身体的な接触がある仕事です。服についているスタッズや安全ピンなどは、子どもの肌を傷つける可能性があります。鋭利なボタンなどがついている服装は適していません。身につけるときは、確認しておきましょう。
上着やズボンだけでなく、小物の選び方も気になりますよね。小物は、オシャレを表現できますし、仕事に必要なものでもあります。どういう点に注意すればよいのでしょうか?
1. 靴
靴は、屋内用と屋外用の2種類が必要になります。屋内用は、子どもを抱えても靴が脱ぎやすいタイプのバレエシューズや、スリッポン、ナースシューズなどがオススメです。 屋外用には、動きやすく着脱しやすいスニーカーを選ぶとよいでしょう。子どもと動き回るときに、スニーカーは最適です。ハイカットのスニーカーはオシャレですが、着脱に手間取るため向いていません。ローカットのものがオススメです。
2. 腕時計
腕時計は、子どもと接触する時に邪魔になりやすいので、できれば外しておいた方が無難です。部屋は時計が置いてありますし、屋外に散歩に行くときなどは、緊急連絡用の携帯電話を持つので、携帯電話で時間を確認できます。どうしても必要なときは、ぶつけると割れるタイプのものや装飾がついているもの、防水加工が施されていないものは避けましょう。
3. 髪飾り
子どもを抱っこしている時に、子どもが触っても危険にならないものにしましょう。シンプルなゴムやシュシュタイプ、丸いボタン飾りがついたゴムなどを利用するとよいでしょう。三角や四角の角が鋭利な飾りは、子どもの肌を傷つける可能性があるため向いていません。園によって規定がある場合は、園の基準に合わせてくださいね。
3. ピアス
子どもと遊んだり子どもを抱っこしていると、ピアスが落ちる可能性がありますし、ピアスのキャッチは先が尖っているので、落ちたら大変です。付けないようにしましょう。
1. 春
長袖のTシャツにパンツスタイルが基本となります。また、少し暑い際に上着が脱ぎ着できるよう、半袖Tシャツにパーカーまたはカーディガンもよいでしょう。差し色に春らしいパステルカラーを取り入れるとよいかもしれませんね!
2. 夏
汗を吸収しにくいポリエステルの生地は、適していません。綿生地のTシャツと、外で遊ぶ機会に備えて通気性のよいジャージズボンがオススメです。青や緑色を使うと涼しげな印象になりますよ!
3. 秋
季節の変わり目は体調を崩しやすいです。気温に合わせて着脱できるように7分袖のTシャツにパーカーやカーディガンを羽織るとよいでしょう。動くと暑くなるので、薄手の羽織りものが最適です。ボルドーや紺色などを取り入れると秋らしくなります。
4. 冬
長袖のTシャツに、暖かい裏起毛のジャージやパンツを着るとよいでしょう。フリースの羽織ものは動きやすく洗濯やすいので着用している保育士も多いです。モコモコの暖かいキャラクター靴下などをはくと、子どもたちも喜んでくれるかもしれないですね。
服装は、季節に合わせ、機能性と安全性を重視した上で選ぶことが大切です。また、色づかいや小物でオシャレしてみるとよいと思います。子どもや保護者にも好印象な服装選びができるとよいですよね。
>>保育士さん必読!!ほぼ毎日使うエプロンの選び方
ホイキューでは、他にも保育のお役立ち情報を発信しています。他のページもご覧ください。また、就職無料相談も承っています。就職や、転職をご検討されている方は、気軽にご利用くださいね。
TOP